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風あざみってどんな意味?宵かがり、夢花火の意味も解説

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夏は過ぎ風あざみー

といえば井上陽水さんの少年時代という歌の歌詞です。

当たり前のように聞いているのでなんとも思っていなかったですが、
風あざみって何なんでしょうか?

ということで風あざみについて書いていきます。

さっそく結論です。

風あざみは陽水さんが作った造語

井上陽水さんがテレビ番組に出演された際に
造語であるとお話しされています。

鬼あざみという言葉は知っていたので、
風あざみもあるだろうということで収録したそうです。

ちなみに鬼あざみとはトゲがたくさんあるアザミのことをさす様です。

また、落語でも鬼あざみという演目があったり、小説でも題材として使われているので、井上陽水さんもなんとなく聞いたことがあったのではないかと思います。

造語については
「僕の仕事っていうのは真実をお伝えすることではない。
楽しけりゃいい。甘いところがあるんですよ」
とおっしゃっていたようです。

確かに、風あざみという言葉がないとしても、
なんとなく情景は浮かぶと言いますか、
なんならもう夏の風物詩すらなっている感じがしますから、すごいですね。

造語かどうか?
よりもそういうのっておもしろいよねっていうのが
大事な気がしてきます。

ロバートキャンベルさんの英訳

日本文学研究者のロバートキャンベルさんが
井上陽水さんの歌詞を50曲英訳するという本を出版する際に

「風あざみという言葉はないですよね?」

と尋ねたところ、

ロバートさん、警察が来るわけじゃないんですからいいじゃないですか。
早くアメリカに帰りなさいよ

とたしなめられたそうです。笑

なんだか井上陽水さんらしいエピソードですが、
最終的にはwind-thistles(あざみ)と訳したそうです。

ちなみに、井上陽水さんの有名な曲であるリバーサイドホテル

「ホテルはリバーサイド 川沿いリバーサイド」
「部屋のドアは金属のメタルで」

など、日本語と英語で同じことを繰り返す歌詞もあり
訳すのを断念したそうです。笑

それ以外の造語

少年時代にはそれ以外にも造語があると言われていて、

宵かがり

夢花火

も造語です。

パッと情景がイメージ出来てしまうのですごいなぁと思いますが、
実は造語だったんですね。

宵とは日が暮れて1時間くらいだった時のこと、
かがりは、かがり火という夜間に照明用に焚く火ということなんでしょうかね。

花かがりという、
桜を見るために焚くかがり火という言葉もあるので
恐らくこういう意味かなぁと考えました。

夢花火は「8月は夢花火」という歌詞ですから、

8月は夢のように、
花火のようにあっという間に終わってしまうという意味かなぁと思います。

夢花火という言葉は今や、歌のタイトルや花火大会のタイトルにも使われたりもしていますのでお見事!と感じますね。

井上陽水さんの有名曲

実は井上陽水さんは日本で初めてミリオンセラーを
達成したシンガーソングライターです。

少年時代も有名ですが
他にも有名曲はたくさんあるので何曲か紹介してみますね。

少年時代

make up shadow

傘がない


夢の中へ
いっそセレナーデ
氷の世界
リバーサイドホテル

などなど、、、
ぜひ聞いてみてください!

まとめ

今回は井上陽水さんの少年時代の歌詞
「風あざみ」についてまとめてみました。

まさかの造語でしたという流れでございました。笑